What’s Tamazon

特別な美容室用メーカー 『Tamazon』（タマゾン）

What’s Tamazon？？？

ダメージ毛ばかりを相手に頑張ってきたら、いつしか、日本有数のダメージ毛のプロ、と評されるようになりました。
byタマちゃん。

自分のゲストの髪をなんとかするために、
試行錯誤を繰り返していった結果、なんですけどね。
｢できません｣ってお断りするのが嫌だったから。
美容師さんにそうやって断られるの、イヤですよね？
そのために、薬剤も、最初は、いろんなメーカーのいろんなものを買い集めました。
でも、ダメだったんです。
薄かったんです。

そこで、原料を買い集め、ゲストの髪へ使い始めました。

原料？？？

みなさんが使われるシャンプーやトリートメントも、
サロンで美容師さんが使うヘアケア剤、髪質改善剤、その他の薬剤も、
各メーカーが作ってます。Mボンさんとか、4生堂さんとか。
じゃぁ、その材料になる原料は？？

それは、原料メーカーさんが作ってくれてるんですね。
羊毛を分解して羊毛ケラチンを作ったり、
化学的に合成したシリコンやポリマーなどなど。。。
たっくさんの原料があります。

いわば、メーカーは、それら原料を買い集め、混ぜてるだけ、とも言えます。
穿った表現ですが💦

逆に、メーカー独自の原料って、ほぼ99%存在しないんです。
どのメーカーも、原料メーカーさんから仕入れて、自社工場や、OEM受注工場で作ってもらいます。

その”原料”を、タマちゃんは、買い集めてたんですね。
ただ、簡単ではありません。
というのも、購入単位がバカでかいから。
羊毛ケラチンなんて1kgで数万円したりします。
それが、10kgとか…。
しかも、濃度2%程度の配合でOKってことは、ゲスト一人あたり0.5gでOKだったり。
すると、10kg使い切るのに何年かかるか…。

そして、それら原料は、仕入れ後に直ぐに商品化する用に作られてるので、最低限の防腐処理しかなされていません。
なので、ひと夏超えた頃には、腐ってやがる。
れい
冷蔵庫に入れとけば保存は効きますが、じゃぁそれを何十種類も…。無理。

原料を使用するのって、なかなかハードルが高いんです。
しかも、当時(2010年頃)は、それらの使い方も、何を使ったらいいのかも、情報がほぼなかった。
AとBを混ぜてもいいのか？混ぜる順番は？逆効果なんてことも？
本当に情報がなかったんです。

文字通り、手探りで原料を買い集め、使って、なんとかゲストの髪をキレイにできてた。
だから、講習の依頼などもいただくようになったんですね。

Tamazon設立。オリジナル薬剤を。

原料を使ってゲストの髪がキレイにできても。
それは、誰でもができることじゃない。
他の美容師さんの｢再現性｣がないんです。
同じ店のスタッフならまだしも。
ただ、使い方がシビアだったりすると、もう、難しい。

まず、原料自体の入手や保存が困難です。
よしんば、僕がそれを分けてあげたり、購入先を教えてあげたとしても、
上記同様に、難しさは残ります。

また、新しい原料を取り入れるときにも、かなりの苦労が必要です。
いちいち、いろんな実験をしなくてはならない。
それを他の美容師さんに、無償で教える…。
もちろん、僕はそれでもいいのですが、睡眠時間を削って、営業にも差し支え、手も荒れながら(原料は刺激性が強いものが多い)…。
ちょっと、あまりに報われないなぁ、って。

そこで一念発起。
商品を作ることにしました。

幸いなことに、僕には商剤づくりの師匠がいました。
色々と教えてもらいながら誕生したのが、タマコン。

タマちゃんが販売するコンプレックスアイテムだから。
となると、メーカー名も、タマ…ゾン…？タマゾン…？
Tamazon！？

ということで、Tamazonの誕生です。

大手メーカーには敵わないんじゃ？？

｢結局、自分で商剤を作るったって、素人でしょ。
やっぱ大手のほうがいいものを作るでしょ。｣
一般的には、そう思っちゃいますよね。

でも…

商品品質

上に書いたように、メーカーさん独自の原料って、ほとんどないんです。
どのメーカーも、どの原料でも仕入れることができる。

つまり、原料の段階では、大手メーカーさんも、美容師オリジナルメーカーも、横一線です。

じゃぁ、処方は？
原料AとBと、あと何を混ぜる？混ぜる順番は？どんな効果を狙う？
それは、製作工場さんのほうが、プロ。
各メーカーさんも研究員を雇用してる場合もありますが、
そういった処方に関しては素人の集団だったりします。
どちらかというと、販売のプロが集ってるのが、メーカーさんです。

大手有名メーカーでも、僕ら一個人美容師がつくるメーカーでも、
製造工場は同じだったりします。
つまり、処方においても、大手メーカーも美容師個人メーカーも、横一線なんですね。

こうなると、何が差を分けるのか。

僕が大切にしてるのは、美容師としての現場の経験と、原料の濃度。
そして、美容師だからできる、商剤Aと商剤Bの併用。

一般メーカーは、販売のプロです。
だから、営業さんもいるし、HP制作のプロもいたり、商品管理部、庶務、事務員さんたち。
いろんな役職、ポジションの方がいます。
でも、美容師がいるメーカーはほとんどない。
元美容師さんがメーカーへ転職する場合も多くありますが、現役じゃない。

僕のイニシアチブは｢ダメージ毛対応のプロ｣であること。
そして、現役の美容師であること。
だから、日々のサロンワークで、必要なものを見出すことができる。
切実に足りないものを見つけることができる。

そして、出来上がったものを自分の手で、ゲストに使い、結果を見ることができる。

この差は、デカいです。

商品コスト

大手メーカーと一美容師メーカーとの違い。
生産量です。

宣伝をしっかりしたメーカーは、大量に作り、販売できる。
一般美容師が商剤を作っても、じゃぁ誰が買ってくれるの？
友達？知り合い？
営業もいない。HP制作スキルもない。
販売ルートが無いんですね。

タマちゃんにはありました。
日本一の縮毛矯正とダメージケアの技術。
そして、当時は珍しかった、一美容師が独自に講習活動を行っていたこと。

もう辞めちゃいましたが、amebloの縮毛矯正ランキングはずっと1位。
ヘアケアランキングでも、あのかずのすけさんたちに続いて4位くらいでした。
まぁ、有名人なんですよね、タマちゃん。

販売ルートはそこそこあった。
｢でも、大量生産には敵わないでしょ？｣
そんなこと無いんです。

各工場で製造するときには”釜”で作ります。
この釜。大きいものだと、何tってサイズから、小さいと60kgくらい用まであります。
それぞれ、一日に一回しか使えない。
ひとつの商剤を作ったら、洗浄して、乾燥させる。

つまり、釜のサイズさえ適切なら、一日一回転。
回すことに対して、製造コストにそう差はないんです。

また、原料もそうです。
1単位が10kgとか、多くても30kgとか。
1単位買って余れば置いておけばいいし、足りなければ2単位買えばいい。
その仕入れ価格は、たくさん買ったところで、そう安くはなりません。
原料コストも、一般メーカーと一美容師メーカーでは、差は対してありません。

逆に。
一般メーカーには、いろんな人がいますよね。
社長、管理職、営業さん、事務員さん。
更には、自社ビルがあったり…。
それらの給料や家賃や税金は、どこから出るでしょうか？
商品の売上しか、ありません。

Tamazonは。
発送もすべて美容師が空き時間に行います。
商品開発もタマちゃんが寝る間を惜しんで行います。
自社ビルも事務員さんも社長も居ません。

その分、原料費にぶっ込みます。
商品代金のほとんどを、原料費に回すことができるんです。

その分、高価な原料を使ったり、原料濃度を極限まで高めたり。

最初に書きましたよね？
｢薄かったんです。｣

タマちゃん自身のゲストのダメージ毛を何とかするのに、
一般メーカーの薬剤は、薄かった。
対応できなかった。
だから原料を使い始めた。

だから、Tamazonの薬剤は濃い。
効果が出るレベルで。

また、先に書いた｢美容師だからできる、商剤Aと商剤Bの併用。｣
コレも重要。
一般的には、｢いい商剤を作ろう｣と原料AとBとCを、利益が出る濃度で混ぜて作る。
AもBも、そんなにたくさん配合したら赤字になるし、そもそもCは混ざらないこともある。
だから原料Cは、省略しちゃったり。

Tamazonでは、
｢なら、最大濃度の、商剤A、商剤B、商剤Cを別で販売しちゃえ♡｣ってコンセプト。
で、美容室で使うときに、それぞれを必要なだけ併用しちゃう。
その微妙な塩梅ができるのも、タマちゃん自身が現役美容師で、ダメージ毛対応のプロだから。

ついでに、あまり大きな声では言えないですが、
ディーラさんの取り分が、やはり商品代金には乗っかってます。
中間問屋さん。

Tamazonは、それも最小限。
と言うか、自身の利益を折半してます。

いくつか、ディーラさんでもお取り扱い頂いてます。
彼らは、みんな、熱い想いを持ったディーラさんです。
儲けよりも、面白い、効果のある、美容室の役に立つものを！って。

そんなディーラさんへは、タマちゃんも、費用を無料で講習会をさせていただいたりしてます。

唯一無二のメーカー、Tamazon

Tamazonは他の美容室用メーカーとは一線を画したブランドです。

今までに書いてきたような理由から、胸を張って、そういい切ることができます。
だからこその、Tamazonなんです。

｢売るための商品｣
｢利益を出すための商品｣
は、Tamazonにはありません。

いえ、”商品”自体がない。
Tamazonにあるのは、”商剤”です。

すべて、タマちゃんの施術に必要なものばかり。

日本一の縮毛矯正。日本一のケア。
それに必要なツールを作っている唯一無二のメーカーが
Tamazon
なんです。